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ブラジルの食肉加工業者が政府の衛生検査官に賄賂を支払い、傷んだものなど衛生基準に満たない食肉を出荷していた問題で、ベトナム農業農村開発省は23日、関連機関および各業者に対し、問題の食肉加工工場21か所で生産された鶏肉などの製品の輸入手続きを即時に停止するよう命じた。今回の問題を受けて、中国や欧州連合(EU)、韓国、チリなども輸入停止に踏み切っている。
同省傘下獣医局は、問題の製品がベトナム国内に流通することのないよう、ブラジルから輸送中の各製品のロットを把握し、問題の工場21か所で生産された製品を発見した場合は検疫などの通関手続きを行わず、現行規定に従って処分するとしている。