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総合人材サービスのマンパワーグループ(Manpower Group)が発表した「2019年総労働力指数(Total Workforce Index 2019=TWI 2019)」によると、ベトナムの労働者の平均月収は約242USD(約2万7000円)で、アジア太平洋地域の平均月収の7分の1以下だった。
人材調達および人材維持の指標について、ベトナムは調査対象国76か国中57位で、アジア太平洋地域では13位となった。昨年は調査対象国中43位、アジア太平洋地域中12位だったので、ランクを落としたことになる。
2019年の総労働力人口は前年比+0.8%増の5750万人で、このうち41%が正社員。熟練労働者の割合は全体の11.6%となった。
TWIは世界76か国を対象とし、約100の指標に基づいて調査を行っている。TWIはレポートの中で、シンガポール、香港、ニュージーランドがアジア太平洋地域および世界の有望成長市場であるとしている。