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ベトナム産ライチが19日に日本へ初めて輸出され、翌20日に成田国際空港に到着した。今回、アメイイ・ベトナム(Ameii Vietnam)とチャイントゥー・フルーツ輸出入(Chanh Thu Fruit Import and Export)の2社が、東北部地方バクザン省産のライチ計2tを日本に空輸した。
ベトナム産ライチの日本での小売価格は1kgあたり18万~27万VND(約830~1240円)となっている。既にスーパーマーケットなどで販売されており、売れ行きも好調だという。
日本輸出向けライチは農業農村開発省傘下の植物保護局に認定されたバクザン省の農園19か所で栽培されており、ベトナム企業は1kgあたり3万8000VND(約170円)の安定した価格で農園から仕入れている。
日本への輸出にあたり、ベトナム企業は日本のサンライズフルーツとユフルーツの2社との間で、日本市場における輸入の受け入れと流通についてパートナーシップ契約を結んでいる。
植物保護局によると、バクザン省の日本輸出向けライチ加工工場では22日までに15tの滅菌処理を終え、このうち10tが日本に輸出された。バクザン省は、今年のライチ収穫期に計100tを日本へ輸出する予定だ。