![]() (C) Tap Chi Cong Thuong ![]() |
ギャラップ国際協会 (Gallup International Association=GIA)の調査によると、ベトナムは2020年における経済期待指数で、ナイジェリア、アゼルバイジャンに次ぐ世界3位にランクした。
具体的な指数は、1位ナイジェリアが+58%、2位アゼルバイジャンが+47%、3位ベトナムが+45%だった。一方、ロシアの指数は▲41%という低い水準となった。これは1998年と同程度の低水準。ロシアの指数は過去23年間でみると、2013年に記録した▲43%というのが最も低い数値となっている。ロシア人の40%は「2021年の経済状況は2020年と同様」と回答。「正確な予想は難しい」と答えた人も8%いた。
今回の調査は世界41か国の3万8000人を対象に実施したもので、このうち47%が「2021年の経済状況は厳しいものになる」と回答。一方、「2021年は経済が回復する」と答えたのは全体の6%だった。
アナリストによると、2021年における世界の経済期待指数は▲21%。調査では、25%の人が「2021年の景気回復を期待する」と回答。46%が「厳しい1年のために準備している」と答えた。