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インターネット上で求職求人情報サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(東京都新宿区)傘下のナビゴスグループ(Navigos Group)がこのほど発表した「2021年の人材市場:雇用機会と採用課題、現在の給与」と題したレポートによると、会社の福利厚生に満足している労働者の割合は30%に留まっていることが明らかとなった。
福利厚生制度の満足度については、6%が「とても満足」、24%が「やや満足」、45%が「どちらとも言えない」と答えた。一方、「不満」と回答した割合は全体の25%で、このうち5%は「とても不満」と回答した。
役職別の回答を見ると、「満足」と答えた割合は、◇新卒者が21%、◇実務経験2年以上の労働者が26%、◇チームリーダー・スーパーバイザーが30%、◇部長・副部長が35%、◇社長・副社長が50%だった。
2021年の給与については、10%が「▲3~20%以上減る」、18%が「変わらない」、61%が「+3~20%以上増える」と予想している。
なお、今回の調査は35業種の労働者6000人を対象に実施したもの。