![]() (C) vnexpress ![]() |
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)は、ホーチミン市で建設中のメトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)について同市人民委員会宛てに公文書を送付し、同案件のゼネラルコンサルティング契約の第19号付属文書の締結を承認するよう要請した。
同契約はコンサルタントのNJPTアソシエーション(NJPT Association)との間で締結しているもの。
第19号付属文書の契約額は1兆7120億VND(約80億円)。この中で、専門家の契約単価について、チーフが月250万円、運転士の養成に携わる専門家が月235万円と定めている。そのほか、生活費・宿泊手当として1日1万1500円を支給する。
MAURによると、この金額はインドネシアの首都ジャカルタにおける案件と同水準となっている。
NJPTは契約の一環として鉄道短期大学と協力して運転士養成プログラムを展開していたが、同プログラムは投資主の学費未納により2020年末から一時中断されている。
なお、メトロ1号線は全長約20kmで、地下駅3か所、高架駅11か所を設置する。投資総額43兆7000億VND(約2030億円)。完成率は2021年3月時点で82.4%となっており、2022年中の運行開始を目指す。