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- 過去にも計60万USDの資金調達実施
- 農業向け砂電池を開発・提供
- 温室効果ガスや燃料コストの削減目指す
クライメートテック(気候テック)分野の地場スタートアップ企業のアルテルノ(Alterno)はこのほど、複数の投資ファンドから計150万USD(約2億3000万円)の出資を獲得した。
出資者は、◇ザ・ラジカルファンド(The Radical Fund)、◇タッチストーン(Touchstone)、◇アントラー(Antler)、◇インパクト・スクエア(Impact Square)など。
アルテルノはこれに先立ち、シンガポールの政府系ファンドであるテマセク(Temasek)から25万USD(約3800万円)、P4Gから35万USD(約5300万円)の資金調達をそれぞれ実施した。
アルテルノは、砂の蓄熱力を使って熱エネルギーを貯蔵する農業向け「サンドバッテリー(砂電池)」(出力250kWh~1.8MWh)を開発・提供しており、温室効果ガスや燃料コストの削減を目指している。