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- 30年までに4Eクラスの民間空港目指す
- 30年までに年間旅客処理能力500万人に
- 50年までに年間旅客処理能力700万人に
交通運輸省は、2050年までを視野に入れた2030年までの南中部高原地方ラムドン省リエンクオン国際空港改修計画調整案を承認した。
調整案によると、2030年までに第2級軍用空港とし、民間空港としては国際民間航空機関(ICAO)が定める飛行場基準コードで4Eクラスを目指し、エアバスA320型機やA321型機、A350型機、ボーイングB747型機、B787型機などの受け入れを可能にする。
また、年間旅客処理能力を現在の2.5倍にあたる500万人、年間貨物処理能力を2万tとするほか、駐機場を少なくとも21か所とする。
2050年までには、年間旅客処理能力を700万人、年間貨物処理能力を3万t、駐機場を27か所にそれぞれ引き上げる。
このほか、2030年までに全長3250m、幅45mの既存の滑走路を改修し、2050年までには全長3600m、幅45mに拡張する。
旅客ターミナルについて、2030年までに既存の第1旅客ターミナル(T1)の東側に年間旅客処理能力300万人の第2旅客ターミナル(T2)を新たに建設する。これにより、T1とT2を合わせた年間旅客処理能力を500万人に増やす。
さらに2050年までにT2を拡張して年間旅客処理能力を500万人に引き上げ、 T1とT2を合わせた年間旅客処理能力を700万人に増やす。
2030年までに年間貨物処理能力2万tの貨物ターミナルを新設し、2050年までに貨物ターミナルを拡張して年間貨物処理能力を3万tに引き上げる計画だ。また、全自動滑走路誤進入警報システム(Autonomous Runway Incursion Warning Systems=ARIWS)やマルチラテレーション(MLAT)システム、空港気象観測システム、鳥検知システムなども設置する。