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- 直近ではカントー市とダナン市から撤退
- 実店舗と並行してECとアプリの開発に注力
- 7月末時点の店舗数は115店
地場系カフェチェーン「ザ・コーヒー・ハウス(The Coffee House)」は、この1年余りに間に40店舗近くを閉店した。直近では、南部メコンデルタ地方カントー市と南中部沿岸地方ダナン市からの撤退を決めている。
カントー市には2018年9月に進出し、3店舗を展開。ダナン市には2017年5月からこれまでに6店舗を展開していた。ハノイ市ではすでに、ブイティスアン通り(ホアンキエム区)やキムマー通り(バーディン区)、グエンクエン通り(ハドン区)などの店舗をひっそりと閉店した。北中部地方ハティン省ハティン市の店舗も3年間の営業の後、今年3月に閉店した。
ザ・コーヒー・ハウスのゴ・グエン・カー最高経営責任者(CEO)は、最近の閉店の動きについて、コストの最適化と利益の最大化のためと説明した。「当社は実店舗の営業と並行して、電子商取引(eコマース=EC)とアプリの開発に注力している。ECの取引件数が1日の総取引件数の50%を占めることもある」と強調した。
7月末時点の店舗数は115店で、1年余り前の154店から40店近く減少した。現在、ハノイ市、ホーチミン市、北部紅河デルタ地方ハイフォン市、東南部地方タイニン省、南中部沿岸地方カインホア省、南部メコンデルタ地方キエンザン省、北中部地方ゲアン省などで、店舗営業を続けている。