ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

人気カフェチェーンが「コンセント閉鎖」、利用者困惑

2025/05/28 14:51 JST配信
イメージ画像
イメージ画像 写真の拡大.
  • 「ザ・コーヒー・ハウス」の一部店舗
  • 「電源をよく使う客に影響」と懸念
  • 「1杯で居座る客は悩みの種」との指摘も

人気カフェチェーン「ザ・コーヒー・ハウス(The Coffee House)」のホーチミン市内の一部店舗で、利用客に開放されていたコンセントが塞がれたり、USBやライトニング(Lightning)ポートに変更されたりしていることが、カフェで仕事や勉強をする顧客層を中心に話題になっている。

 「カフェで働く」という仕事スタイルが一般化した昨今、1日に8~10時間もカフェに居座る人も少なくない。特に同チェーンは、静かで快適な学習・作業空間を提供するように設計されており、カフェを仕事や勉強の場として利用する層に受けていた。

 ハノイ市でフリーランスとして働くミンさんは、同チェーンの店舗でよく仕事をしている。広くて静かな空間に加え、多くのコンセントが設置されているため、ノートパソコンやスマートフォンを充電しつつ何時間も快適に仕事ができる理想的な場所だという。

 「いつも4~6時間ほど仕事をしています。『ザ・コーヒー・ハウス』は仕事や勉強を目的に来る人が多く、静かな空間が保たれている点が特徴です」とミンさんは語る。

 ミンさんは、ホーチミン市の一部店舗でコンセントが塞がれたという情報に懸念を示し、「他の店舗にも広がれば、私のように電源をよく使う客に影響があります」と話した。

 同様にハノイ市在住のゴックさんは、「コンセントを塞ぐという行為は、長時間滞在する客をやんわりと追い出しているようなもの」と指摘する。「私は1日中カフェで仕事をすることもあり、充電できなければ仕事になりません。カフェは飲み物だけでなく空間や設備の提供も含まれているはず」と語った。

 一方で事業者側の観点からは、同チェーンの対応には理解を示すべきで、「飲み物1杯で5~6時間も居座る客は、店にとっては悩みの種だ」と指摘する人もいる。

 様々な意見が飛び交う中、同チェーンは25日、公式に声明を発表し、一部店舗で空間デザインを微調整しており、コンセントはエリアごとに設置し、顧客が自分のニーズに合ったスペースを選べるようにしていると説明した。

 学習や仕事のためにコンセントを必要とする顧客には、より静かなスペースを提供し、会話やリラックスを目的とする顧客には別のエリアを用意するとしている。

 同チェーンは2014年にグエン・ハイ・ニン氏が設立し、同氏のリーダーシップの下で急成長を遂げたが、同氏の退任以降、同チェーンの輝きは徐々に薄れつつある。最高経営責任者(CEO)も相次いで交代し、2021年に全国に約180あった店舗も現在は92店舗にまで減っている。

 今年初めには地場外食チェーン最大手のゴールデンゲート(Golden Gate)が同チェーンを買収したことで、多くの人が持ち直しを期待したが、目に見える変化はまだ見られない。

[Dan Tri 07:35 26/05/2025, F].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ソ連寄贈のヤシ林、40年以上を経てリゾートに変貌 クアンガイ省 (10:33)

 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を伐採してエビ養殖池を建設する提案があったものの、地元の指導者たちはこれを拒否し、このヤシ林を保存し...

国家競争委、グラブの配車運賃や手数料の設定方針を審査へ (12日)

 商工省傘下の国家競争委員会(Vietnam Competition Commission=VCC)は、ライドシェア・宅配アプリ大手のシンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)に対し、運賃および契約ドライバー向...

ハノイに「鉄道技術学校」設立へ、フランス開発庁と覚書締結 (12日)

 ハノイ市人民委員会、同市の交通運輸技術大学(UTT)、フランス開発庁(AFD)はパリで10日、「鉄道技術学校」の設立・発展に関する協力覚書(MOU)を締結した。同式典はフランスを公式訪問したトー・ラム書記長 兼 国...

14年にフランスで押収のドンソン銅鼓、ベトナムに返還 (12日)

 トー・ラム書記長 兼 国家主席のフランス公式訪問に合わせて、パリのフランス文化省で、2000年以上の歴史を持つ「ドンソン銅鼓」の返還式典が開催された。  式典には、ラム書記長夫人のゴ・フオン・リー女...

「アジアで最も再訪される都市」、ダナンが6位 アゴダ (12日)

 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガポール)は、アジアの目的地に焦点を当てた最新の「リピーターランキング」を発表した。  2026年上半期...

訪仏のラム書記長、マクロン大統領と会談 科学技術を協力の柱に (11日)

 フランスを公式訪問中のトー・ラム書記長 兼 国家主席は現地時間10日午後、首都パリにあるエリゼ宮殿でエマニュエル・マクロン大統領と会談を行った。  両首脳は、包括的・戦略的パートナーシップの深化に...

スターメイソン、ホーチミンで超大型データセンター建設へ (11日)

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)内の土地約4.46haを、超大型データセンターの建設プロジェクト向けにスターメイソン(Starmason)へ貸与することを決定した。  事業主...

ホーチミン:賃貸オフィス、入居率上昇も賃料は小幅下落 (11日)

 米不動産サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield)が発表した2026年4~6月の市場レポートによると、ホーチミン市中心部および旧ビンズオン省・旧バリア・ブンタウ省の拡張エ...

韓国ナイスI&T、ベトナムの美容店舗管理会社イージーサロンを買収 (11日)

 コスダック(KOSDAQ)上場の韓国決済インフラ大手ナイス・インフォメーション・アンド・テレコミュニケーション(NICE Information & Telecommunication=ナイスI&T)は、美容店舗向け管理ソリューションを開発する...

中国EVブランド「アイカー」、ベトナムでSUV「V27」を年内発売へ (11日)

 中国の大手自動車メーカーである奇瑞汽車(Chery Automobile)傘下の新エネルギー車(NEV)ブランド「アイカー(iCAUR)」が、ベトナム市場への参入に向けてスポーツ用多目的車(SUV)2モデルを現地に持ち込み、市場投...

ファミリーマート、ハノイに本格進出 今年度中に約20店舗出店へ (11日)

 コンビニエンスストア事業を手掛ける株式会社ファミリーマート(東京都港区)は、ハノイ市に初出店し、ベトナムの首都への本格進出を果たした。  同社は8月20日よりハノイ市で店舗を順次開店しており、9月19...

越・モンゴル国会議長が会談、貿易額2億USD早期達成へ  (11日)

 ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長は9月10日、モンゴルの首都ウランバートルで、同国のサンダグ・ビャンバツォグト国会議長と会談を行った。ベトナム国会議長によるモンゴル訪問は2003年以来23年ぶりで、...

最新iPhone発表、最上位モデルは1億VND超で正規流通スマホ最高額 (11日)

 米IT大手のアップル(Apple)はベトナム時間2026年9月10日未明、「iPhone 18 Pro」、「iPhone 18 Pro Max」および初の折りたたみモデル「iPhone Duo」の販売価格を発表した。オンラインストア等で価格が公開され...

中国「Mixue」、ベトナム店舗縮小も品質重視の長期投資継続 (11日)

 中国系の庶民的なタピオカミルクティー・ソフトクリームブランド「ミーシュー(Mixue)」は、ベトナムでの店舗数をピーク時の約1300店から約1000店へ縮小し、量から質への戦略転換を進めている。  急速な店舗...

26年1~6月のF&B売上高+6.6%増、閉店の波が収束 市場は回復傾向 (11日)

 iPOS社(iPOS.vn)とネスレプロフェッショナル(Nestlé Professional)が発表した2026年1~6月の食品・飲料(F&B)市場レポートによると、同期のF&B業界の売上高は前年同期比+6.6%増の432兆7000億VND(約2兆5500...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved