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- バリア・ブンタウ省ブンタウ市に建設
- 投資主はタイのサイアムセメント傘下LSP
- 18年着工、6年の工期を経て商業生産開始
東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市ロンソン村(xa Long Son)に建設されたロンソン石油化学コンプレックスが、9月30日に商業生産を開始した。
タイのサイアムセメントグループ(SCG)の傘下で、同案件の投資主を務めるロンソン・ペトロケミカルズ(Long Son Petrochemicals=LSP)が明らかにした。
同案件は2018年に着工し、6年の工期を経て商業生産を開始した。同コンプレックスで生産されるポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのプラスチック素材は、国内市場に流通するほか、海外市場にも輸出される。
投資総額は当初の37億7000万USD(約5400億円)から45億USD(約6500億円)へ、さらに54億USD(約7800億円)へと引き上げられた。
同コンプレックスによる年間売上高は15億USD(約2160億円)、毎年納付する公租公課は1億5000万USD(約216億円)となるほか、1000人の雇用創出も期待されている。