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- GDP成長率+6.5%から+7.0%に上方修正
- 台風ヤギの影響もQ3に高水準の成長
- 25年のGDP成長率予想は+6.5%据え置き
香港上海銀行(HSBC)は先般発表したレポートの中で、ベトナムの2024年における国内総生産(GDP)成長率予想を前回レポートの+6.5%から+7.0%に上方修正した。
この予想は、台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)の影響があったにもかかわらず、2024年7~9月のGDP成長率(推定値)が前年同期比+7.4%の高水準となり、1~9月期で見ても前年同期比+6.82%で、前年同期の+4.40%から加速したという実績を踏まえたもの(統計総局=GSOデータ)。
またHSBCは、2025年のGDP成長率予想を+6.5%で据え置いた。2024年と2025年のインフレ率予想もそれぞれ+3.6%、+3.0%で据え置きとなった。
HSBCによると、ベトナム国家銀行(中央銀行)は金融緩和政策を維持し、2025年末にかけて基準貸付利率(リファイナンスレート)を年+4.5%に維持するものと見込まれる。