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- 5街区にまたがる199.03haの用地に建設
- 研究・生産などの施設や宿泊施設を整備
- 近隣工業団地や市中心部とのアクセス強化
ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建設計画に関する決議を採択した。
計画によると、このバイオハイテクパークは同市バックトゥーリエム区のタイトゥウ街区、リエンマック街区、ミンカイ街区、トゥイフオン街区、第2コーニュエ街区の5つの街区にまたがる199.03haの用地に建設される。
同ハイテクパーク内には、研究・生産・教育・インキュベーション向けの施設や、専門人材向けの宿泊施設などが整備され、これらが総敷地面積の35~45%を占める見通しだ。
また、商業施設やサービスオフィス、医療機関、宿泊施設などの補助インフラが約19~24%を構成し、中央部には公園や調整池などのオープンスペース(約15~23%)も設けられる。
交通インフラ面では、国道32号線や環状3号線といった幹線道路に加え、近隣工業団地やハノイ市中心部とのアクセス強化が図られる予定だ。公共交通指向型都市開発(Transit-Oriented Development=TOD)との連携も進められる。市当局は、ハイテク関連企業の誘致に向けた戦略的施策の検討も進めている。