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- カナダ国籍のウォン氏がVNG新CEOに就任
- 2024年11月以降、CEOのポストが空席
- 在ベトナム・カナダ商工会議所会長も兼任
地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)は、国家証券委員会(SSC)とハノイ証券取引所(HNX)に送付した文書の中で、ケリー・イン・ホン・ウォン(Kelly Yin Hon Wong)元副社長を新たな最高経営責任者(CEO)に任命したと報告した。任期は2025~2030年の5年間となっている。
VNGでは2024年11月以降、CEOのポストが空席となっており、今回の任命により経営体制の強化が期待される。
カナダ国籍のウォン氏は2004年にベトナムに移住し、2019年にVNGへ入社。VNGの副社長とゲーム部門のVNGゲームズ(VNGGames)の社長として、同社の主力事業であるゲーム部門の成長をけん引してきた。
同氏は、ブリティッシュ・コロンビア大学、カナダのマクレー経営大学院を卒業しており、これまでにキドグループ[KDC](Kido)の副社長、ホーチミン市証券[HCM](Ho Chi Minh City Securities)の社長、ロンベト証券[VDS](Vietdragon Securities)の取締役など、複数の企業で20年以上にわたり経営経験を積んできた。
また、在ベトナム・カナダ商工会議所の会長や、若手リーダー育成団体「SEO Vietnam」の理事も務め、社会貢献活動にも積極的に関与している。