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- ゲーム以外のアプリに重点的に資金配分
- これまでに複数のベトナム発のアプリ買収
- ベトナムを東南アジアの戦略拠点に
最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)は17日、ベトナム市場に本格参入し、2025年に総額2000万USD(約29億円)を投資すると発表した。
この資金は、主にゲーム以外のAndroidとiOS向けアプリ、特にユーティリティやツールに関する分野に重点的に配分される予定で、ベトナム市場向けに設けた専用ファンドから提供される。
同社はこれまでに、複数のベトナム発のアプリを買収してきた。今回の決定は、同社にとってベトナム市場への本格参入を意味する。
ラウンズは20か国以上から集まった65人以上の専門家チームによりリモート運営され、アプリの買収後は機械学習や自動化技術により最適化とグローバル展開を図り、収益性とユーザー体験の向上を行う。現在、140種類のデジタル資産から成る多様な投資ポートフォリオを保有し、187か国・地域で5億人以上のユーザーを獲得している。
同社は9月にベトナムのアプリ開発者やスタジオと直接つながるネットワーキングイベントを開催する予定だ。同社はベトナムを東南アジアにおける戦略拠点と位置付け、持続的な投資・買収・支援活動を通じて世界市場を目指す。