![]() (C)Thoi Bao Kinh Te ![]() |
- 輸入品に対する関税率10~41%に設定
- 最高税率はシリアの41%、ラオス40%
- タイやカンボジア、フィリピンは19%
米国のドナルド・トランプ大統領は現地時間7月31日、相互関税に関する大統領令に署名した。輸入品に対する関税率は10~41%に設定され、このうちベトナムは20%の税率が適用された。
ベトナムのほか、◇バングラデシュ、◇スリランカ、◇台湾にも20%の税率が適用された。
関税率が最も高かったのはシリアの41%で、最も低いのは英国などへの10%だった。シリアに次いで高かったのは、ラオスとミャンマーの40%。以下、スイスが39%、カナダ、イラク、セルビアが35%、南アフリカなどが30%と続いた。
インドやブルネイなどは25%だった。その他の東南アジア諸国では、◇カンボジア、◇インドネシア、◇マレーシア、◇フィリピン、◇タイなどに19%の税率が適用され、ベトナムよりわずかに税率が低かった。
なお、◇日本、◇韓国、◇イスラエルなど39か国には15%の税率が適用された。新たな関税措置は8月7日に発動する見通しだ。