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- 越産果物に独自品質管理プロセス初導入
- 輸出までの全行程の食品安全管理を体系化
- 生産・輸出に関与する組織・個人が対象
農業環境省は、輸出向けドリアンに関する食品安全管理プロセスを導入した。これは、ベトナム産の果物に独自の品質管理プロセスが導入された初の事例となる。
同プロセスは、輸出向けドリアンの栽培や収穫、輸送、保管、包装から輸出に至る全行程における食品安全管理の要件を体系化したもので、輸出向けドリアンの生産・輸出チェーンに関与するすべての組織・個人(加工・包装に携わらない業者も含む)を対象とする。
関係機関は、生産チェーンに参加する施設の食品安全条件を管理するとともに、輸出用ロットの審査・認証を実施する。
なお、輸出向けドリアンは、◇監視・コード付与された栽培地で生産・収穫されたこと、◇(必要に応じて)輸入国当局に承認されたリストに記載された施設で包装・ラベル貼付されたこと、◇ベトナムの重金属汚染の上限基準を満たすこと、◇ベトナムの農薬残留基準と輸出先国の基準に適合することなどの条件を満たす必要がある。