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- 消費者87%がメタのメッセージアプリ利用
- 成人74%が企業とテキストでの連絡を希望
- テキストメッセージ活用で販売機会が拡大
2025年のショッピングシーズンにおけるベトナム人1人当たりの平均支出額は398USD(約5万9000円)で、前年の352USD(約5万2000円)から+13%増加した。また、商品情報の検索時間を1時間以内とするベトナム人は全体の68%を占めた。季節のセールを狙い、オンラインでの早期購入や割引キャンペーンを探す人々の割合は28%で、前年の23%から増加した。
これらの統計データは、「フェイスブック(Facebook)」を運営する米メタ(Meta)が7日に開催されたビジネスフォーラム「Business Messaging Summit 2025」で発表したもの。
また、ベトナムではショッピングシーズンに買い物客の87%がメタのメッセージアプリを利用しており、成人ユーザーの74%が企業とテキストメッセージで連絡を取りたいと回答した。メタはベトナム人消費者の特性を踏まえ、テキストメッセージを最大限に活用することで、企業の販売機会の拡大に貢献できると主張した。
メタはユーザー体験の向上に向けて、ベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)やテクコムバンク[TCB](Techcombank)などの商業銀行や決済アプリと提携し、直接決済が可能になる機能を導入した。
同社はまた、ベトナムで人工知能(AI)ビジネス・アシスタント機能を試験運用しており、企業からのフィードバックを踏まえた上で、近い将来、本格的に導入する方針だ。