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- ホーチミン市メトロ4号線は全長約47.3km
- 地下区間が25km超、高架区間が約22km
- 地場系コングロマリットのソビコが開発へ
地場系コングロマリット企業(複合企業)のソビコ・グループ(SOVICO Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会との間で、同市都市鉄道(メトロ)4号線(ドンタイン〜ヒエップフオック都市区間)の開発に関する覚書(MOU)を締結した。調印式は「2025年のベトナム民間経済パノラマ(ViPEL 2025)」の第1回会合の枠組みで催された。
計画によると、同路線は全長約47.3kmで、うち地下区間が25km超、高架区間が約22kmとなる。駅は37駅(地下21駅、高架16駅)を設け、ドンタイン村(旧ホックモン郡)とヒエップフオック村(旧ニャーベー郡)に2つの車両基地(デポ)を建設する予定だ。
これに先立つ6月、ソビコ・グループは同路線への投資をホーチミン市に提案していた。ルートは以下の通り。
ドンタイン村～タインスアン(Thanh Xuan)通り～ハーフイザップ(Ha Huy Giap)通り～グエンオアン(Nguyen Oanh)通り～グエンキエム(Nguyen Kiem)通り～タンソンニャット国際空港の第1旅客ターミナル(T1)・T2～チュオンソン(Truong Son)通り～グエンバンチョイ(Nguyen Van Troi)通り～ニエウロック(Nhieu Loc)運河～ハイバーチュン(Hai Ba Trung)通り～パスツール(Pasteur)通り～ベンタイン(Ben Thanh)通り～グエンタイホック(Nguyen Thai Hoc)通り～トンダン(Ton Dan)通り～グエンフウト(Nguyen Huu Tho)通り～第3環状道路～ヒエップフオック都市区。
ソビコ・グループは「強固な財務基盤と投資経験を生かし、ホーチミン市の交通インフラ整備および経済・社会発展に貢献したい」と述べた。特に南部地域における都市発展と交通改善への寄与が期待されている。
同社は総資産187兆VND(約1兆0700億円)超で、航空、銀行、不動産、テクノロジーなど幅広い分野で事業を展開している。傘下にはベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)、HDバンク[HDB](HDBank)などを擁し、VJCのグエン・ティ・フオン・タオ社長が会長を務めている。
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