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- 新たな航空会社を正式にお披露目
- ベトナム初の「リゾート航空会社」
- 15日から航空券販売、11月1日運航開始
観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はハノイ市で15日夜、新たな航空会社「サン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways＝SPA)」を正式にお披露目した。
ベトナム初の「リゾート航空会社」として、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック島と国内外の観光地を結び、観光産業の付加価値向上を目指す。
お披露目イベントは、「太陽の交響曲」をテーマに開催され、同社の初便をイメージした演出で注目を集めた。中でも客室乗務員の制服は、北部の伝統的な衣服である「アオグータン(五身衣)」と、阮(グエン)朝(1802～1945年)最後の皇帝バオダイ(保大)帝(在位：1926～1945年)の妻であるナムフオン(南芳)皇后の優雅なスタイルのイメージを取り入れ、洗練されたデザインとなっている。
サングループのダン・ミン・チュオン会長は、「サン・フーコック・エアウェイズは、誰もが手軽にフーコック島の魅力を体験できるように設立したものだ。空と地上をシームレスに結ぶ旅の体験を提供し、フーコック島、さらにはベトナム全体を地域の観光・航空ハブへと発展させたい」と述べた。
同社は15日から航空券の販売を開始しており、11月1日に商業運航を開始する予定だ。まずは、◇フーコック～ホーチミン線、◇フーコック～ハノイ線、◇フーコック～ダナン線、◇ハノイ～ホーチミン線、◇ホーチミン～ダナン線を運航し、12月以降はハノイ～ダナン線およびカムラン～フーコック線を追加する計画だ。
同社は定期便とチャーター便を組み合わせたハイブリッド型モデルを採用する。初期はエアバスA321型機3機を運航し、2025年に8機、2026年末に25機、2027年には30～35機を保有する体制を見込む。投資総額は約2兆5000億VND(約143億円)となっている。
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