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- タイ系畜産大手CPベトナム傘下企業
- 22年に日本市場へ正式参入して以来の実績
- 工場は完全一貫型の生産システムを採用
タイ系畜産大手CPベトナム(CP Viet Nam)傘下のCPVフード(CPV Food)は22日、日本向け鶏肉加工品の輸出量が累計1万tを突破したと発表した。2022年に日本市場へ正式参入して以来の実績で、ベトナム産鶏肉の品質向上を象徴する成果となった。
CPVフードは2020年の設立で、2021年に鶏肉の輸出を開始した。3000人の従業員を雇用し、国内外の市場に向けた高品質な鶏肉製品を供給している。2021年から2025年までの累計輸出額は1兆7000億VND(約98億円)となっている。
同社の工場は完全一貫型の生産システムを採用し、飼料生産・種鶏育成・ふ化・肥育・と畜・加工・副産物処理までを一括管理している。年間処理能力は最大でブロイラーが5200万羽、鶏肉加工品が1万9200tに達する。
全工程で国際的なバイオセキュリティと食品安全基準を適用し、ふ化段階では自動ワクチン接種システムにより自然免疫を強化することで、抗生物質の残留を最小限に抑える。飼育期間中はビッグデータとセンサー技術を用いて、温度・湿度・飼料量・体重増加を常時監視する。輸送車両にはGPS追跡システムを搭載し、流通経路と温度管理を一元化している。
同社が工場を構える東南部地方ドンナイ省は、全国有数の畜産拠点であり、総飼育数は豚が384万頭、家禽が3620万羽に上る。家禽のうち、鶏が3300万羽を占めている。
・ タイ系畜産大手CPベトナム、鶏肉加工品を日本に初輸出へ (2022/10/24)

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