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- 25年予想、+6.1%から+7.5%に上方修正
- 26年予想、+6.2%から+7.2%に引き上げ
- 基準貸付利率、年4.5%で維持
英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)は、ベトナムのマクロ経済に関する最新レポートの中で、2025年におけるベトナムの国内総生産(GDP)成長率予想を+6.1%から+7.5%に上方修正した。また、2026年の予想は+6.2%から+7.2%へと引き上げた。
 同行によると、ベトナム経済は2025年初めから回復基調を強めており、1~9月期には輸出入や投資活動が堅調に推移した。これにより、同行は7月時点で示していた+6.1%から成長率予想を大幅に引き上げる形となった。
 同行はレポートで、ベトナムが引き続きグローバルサプライチェーンでの地位を高めており、多くの自由貿易協定(FTA)を通じて国際貿易への統合を深めていると評価した。
 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2025年9月の輸出額(推定値)は前年同月比+24.7%増の426億7000万USD(約6兆5300億円)、輸入額は同+24.9%増の398億2400万USD(約6兆1000億円)だった。これにより、同月の貿易収支は28億4600万USD(約4300億円)の黒字となった。
 また、堅調な貿易活動と安定した為替動向を背景に、対外収支の安定が続いている。米ドル高で一時的に減少した外貨準備高も、今後は回復に向かう見通しだ。
 国内では、2025年の銀行業界の貸付成長率は前年同期比+15%超と高水準を維持し、政策金利が据え置かれる中でも企業の資金需要が増加している。海外直接投資(FDI)も引き続き成長を支える柱となっており、1~9月期の実行額は前年同期比+8.5%増の188億USD(約2兆9000億円)、認可額は同+15.2%増の285億4000万USD(約4兆4000億円)だった。
 同行は、ベトナム国家銀行(中央銀行)が基準貸付利率(リファイナンスレート)を2025年と2026年ともに年4.5%で維持すると予測している。ベトナムのインフレ上昇率予想は、2025年を+3.4%、2026年を+3.7%に引き下げた。為替レートについては、2025年が1USD=2万6300VND(約152円)、2026年が1USD=2万6750VND(約155円)との見通しを据え置いている。
・ スタンチャート銀、25年GDP成長率予想を+6.1%に下方修正 (2025/07/28)
・ スタンチャート銀、25年GDP成長率予想+6.7%で据え置き (2025/04/10)
・ スタンチャート銀、25年のベトナムGDP成長率予想+6.7%で据置 (2025/02/11)
・ スタンチャート銀、25年GDP成長率予想+6.7%で据え置き (2024/12/13)
・ スタンチャート銀、24年GDP成長率予想+6.8%に上方修正 (2024/10/22)
・ ベトナムの4~6月GDP成長率+5.3%、スタンチャート銀予想 (2024/06/25)
・ スタンチャート銀、ベトナムの24年GDP成長率予想+6%に下方修正 (2024/04/25)
・ スタンチャート銀、ベトナムの24年GDP成長率を+6.7%に据え置き (2024/03/26)







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