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電子商取引(eコマース=EC)によるファッションモールを展開する韓国のムシンサ(MUSINSA)はこのほど、ベトナムに本格進出すると発表した。
同社は7月、ベトナム国内の高級ブランド市場で大きなシェアを占める複合企業パンパシフィックグループ(IPPG)傘下のブランド流通代理店ACFCと、自社製品の流通に関する独占契約を締結した。
これに基づき、今後はベトナムで自社ブランド「ムシンサ・スタンダード」を展開し、ホーチミン市をはじめとする主要都市で店舗を開設する計画だ。
ムシンサによると、ベトナムのファッション関連消費は拡大を続けているという。同社が2022年9月から運営する海外向けECサイト「ムシンサ・グローバル」では、2023~2025年のベトナムでの取引額が年平均で約+40%増加した。
同サイトは現在、日本や中国、ベトナムを含む世界13か国・地域での販売に対応しており、8月にはベトナムだけでなくフィリピンやインドネシアにも進出するなど、東南アジアでの展開を本格化している。
ACFCは現在、海外の28ブランドと契約し、ベトナム国内で280店舗を展開している。ムシンサは、ACFCが持つブランド運営ノウハウを活用し、現地での競争力を高めたい考えだ。
ベトナム市場について、ムシンサは「中間層の拡大とEC消費の拡大を受け、ファッション産業でも成長可能性が高い。合理的な価格と品質、デザイン性を持ち合わせる『ムシンサ・スタンダード』の新たな顧客を確保できる市場だ」と期待を示した。

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