ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

国民的音楽家チン・コン・ソンの映画、11月クランクイン

2020/10/22 13:33 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress

ベトナムの国民的音楽家である故チン・コン・ソン(Trinh Cong Son)の人生とソン氏の音楽をテーマとした映画「Em Va Trinh(わたしとチン)」が、11月にクランクインする予定だ。16日、監督と映画スタッフらはクランクインの儀式を執り行い、撮影の成功を祈った。

 映画は、「ベトナムの怪しい彼女(Em La Ba Noi Cua Anh)」(2015年)や「昨日からの少女(Co Gai Den Tu Hom Qua)」(2017年)を手掛けたファン・ザー・ニャット・リン(Phan Gia Nhat Linh)氏が監督、「超人X.(Sieu Nhan X)」(2015年)や「ベトナムを懐う(Da Co Hoai Lang)」(2017年)、「輝ける日々に (『サニー』ベトナム版)(Thang Nam Ruc Ro)」(2018年)の監督であるグエン・クアン・ズン(Nguyen Quang Dung)氏がプロデューサーを務める。

 この映画は、1960年代から1990年ごろが舞台。ソン氏がパリでとある日本人の女性と運命の出会いを果たしたことをきっかけに、青春と愛の物語が始まる。この日本人女性は、1980年代末にパリの大学に在学中、ソン氏の音楽と出会い、ソン氏の反戦歌を大学院での研究テーマにした。その後、ソン氏と恋に落ち結婚寸前までいったが、結局別れることになったという。

 映画の製作費は400億VND(約1億8000万円)の見通し。キャストはまだ明らかになっていないが、今年2月にはメインキャストとなる日本人女性「M.」役を募集していた。

 映画はチン・コン・ソンの20回忌となる2021年4月1日に公開予定となっている。

【関連記事】

「沈黙を同意と誤解」チン・コン・ソン映画の制作会社が謝罪 (2022/10/03)
「プライバシー侵害」、チン・コン・ソン映画の制作会社に謝罪求める (2022/09/16)
大ヒットのチン・コン・ソンの映画、「事実と異なる」との批判も (2022/06/29)
国民的音楽家チン・コン・ソンの映画「Em Va Trinh」、動員数100万人突破 (2022/06/24)
国民的音楽家チン・コン・ソンの2本立て映画、「Em Va Trinh」のみ上映に (2022/06/18)
国民的音楽家チン・コン・ソンの映画「Em Va Trinh」、6月17日公開 (2022/05/25)
ホーチミン:国民的音楽家チン・コン・ソンの21回忌コンサート開催、映画公開と連携 (2022/03/31)
国民的音楽家チン・コン・ソンの映画、メインキャスト募集中―日本人可 (2020/02/27)

[VnExpress 09:07 17/10/2020, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
第1回国際お茶まつり2025、ダラットで12月7日まで開催 (12:22)

 南中部地方ラムドン省人民委員会はこのほど、「第1回国際お茶まつり2025(World Tea Fest 2025)」の開催を発表した。同イベントは、スアンフオン・ダラット街区で11月11日(火)から12月7日(日)にかけて開催される...

韓国のベトナム人滞在者34万人、就業・留学ともにトップ維持 (6:39)

 韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。  2025年9月末時点での韓国在留外国人は273万7832人で、前年同月比+1.8%増加した。90日以上滞在し、外国人登録...

ベトナム発のインディーゲーム「ハイさんのフォー店」が大ヒット (6:30)

 ベトナム発のインディーゲーム「Brother Hai’s Pho Restaurant(フォーアインハイ=Pho Anh Hai=「ハイさんのフォー店」の意)が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でブームになっており、今月4日ま...

ホーチミンの市場とともに生きる:ニティエンドゥオン市場 (9日)

 ホーチミン市の伝統的な市場は、少しずつ過去のものになりつつある。市場では、年を取った商人たちが屋台のそばに座り、にぎやかで慌ただしい現代の中で、記憶の炎を静かに守り続けている。  タンディン市...

ホイアン:海岸の砂に埋もれた古い木造船、台風で露出し「再」発見 (5:20)

 台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)が通過した後の南中部地方ダナン市ホイアンタイ街区(旧クアンナム省ホイアン市)のタンタインビーチで8日、古い木造船の船体を囲む木枠が現れているのを地元住...

ベトテル、インド複合企業アダニの傘下企業と防衛技術で提携 (5:01)

 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社で、電子機器などの製造を手掛けるベトテル設備製造総公社(Viettel Manufacturing Corporation=VMC)は10日、インドの大手コ...

グラブ、北部5省で事業拡大 3省に進出・2省でエリア拡大 (4:33)

 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、北部5省で事業を拡大した。  今回、新たに3省に進出したほか、2省ではサービスの提供エリアを拡大した。  新たに進出したのは、...

ニンビン省人民委主席がフンイエン省人民委主席に転任 (4:02)

 北部紅河デルタ地方ニンビン省人民委員会主席を務めていたファム・クアン・ゴック氏は11日、書記局の決定により、北部紅河デルタ地方フンイエン省共産党委員会副書記に就任した。また、12日にフンイエン省人民...

ユアテック、第7ソクチャン洋上風力発電所の第2期工事を受注 (3:03)

 総合設備エンジニアリング企業の株式会社ユアテック(宮城県仙台市)は、南部メコンデルタ地方カントー市(旧ソクチャン省)の第7ソクチャン洋上風力発電所の第2期工事を受注した。  同社は、サステナブル経営...

「ベトナムフェスティバル岡山2025」、11月23日開催 (2:00)

 岡山県岡山市の下石井公園で11月23日(日)の10時から18時まで、「ベトナムフェスティバル岡山2025」が開催される。入場無料。  同フェスティバルは、ベトナムの文化を紹介し、国際交流を深めることを目的と...

主要上場企業30社の7~9月決算、銀行と証券が牽引 利益の質改善 (12日)

 VN30インデックスを構成する主要上場企業30社の2025年7~9月財務諸表では、同期の売上高合計が前年同期を上回ったものの、前年10~12月のピークには届かなかった。一方、税引後利益合計は前期比でわずかに減少...

ホーチミン:ベンタイン~カンゾー間のメトロ、年内着工を提案 (12日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長が設立したインフラ投資会社であるビンスピード(VinSpeed)は、ホーチミン市の市街地

ホーチミン:メトロ2号線、26年1月15日に着工 (12日)

 ホーチミン市人民委員会は、同市都市鉄道(メトロ)2号線(ベンタイン~タムルオン間)を2026年1月15日に着工することを決定した。  市当局によると、今年12月末までに、調整事業化調査(FS)報告書や環境影響評...

チャイルドシートの使用義務付け、26年1月1日から (12日)

 道路交通秩序安全法の規定によると、2026年1月1日から、10歳未満で身長1.35m未満の子どもは自動車に乗る際、チャイルドシートの使用が義務付けられる。  違反した場合は、最高100万VND(約5850円)の罰金が科...

ビン国際空港、5か月の改修経て12月19日から運用再開 (12日)

 北中部地方ゲアン省のビン国際空港が約5か月の改修工事を経て、12月19日から運用を再開する。年末の運用再開により、同省の航空需要および観光業の回復の追い風となる見通しだ。  同空港によると、滑走路、...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved