在日ベトナム大使館商務部によると、昨年の日越貿易額は約125億米ドル(約1兆3400億円)で、前年に比べ26%増加した。ベトナムの対日輸出額は約65億米ドル(約7000億円)で前年比16.7%増、日本の対越輸出額は60億米ドル(約6500億円)で同38%増加した。
ベトナムの主な対日輸出品目は、原油、縫製品、電気ケーブル、水産品、木製品などだが、近年は生花、高級衣料品、加工食品、軽工業製品なども輸出している。一方、日本からの輸入品目は、機械類、電気設備、ハイテク製品、鉄鋼、化学製品など。
同大使館商務部では、従来の輸出品目のほか今後は肉加工品など新たな品目の輸出も促進していく予定だ。