ビナ・キョーエイ・スチールはこのほど、同社の鉄鋼生産量が通算で300万トンに達したことを記念する式典を行った。同社は1994年に共英製綱、三井物産、伊藤忠商事、ベトナム鉄鋼総公社の合弁により設立、14年目での300万トン達成となった。
日本側合弁各社の代表はこの席で、ベトナムの投資環境を高く評価するとともに、同社の業績が順調であることを確認した。同社の昨年の鉄鋼生産量は34万トン、利益は1000万米ドル(約10億円)に上る。今年は生産設備の改善などに追加投資を行い、年産能力を35万トンに引き上げる計画。