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情報システムや化学品事業を手掛ける三谷産業株式会社(石川県金沢市)のベトナム子会社で車載用樹脂成形品製造を行うAureole unit-Devices Manufacturing Service(ADMS、東南部地方ドンナイ省)は29日、2月に着工した工場増築の竣工式を行った。
ADMS社は、ドンナイ省第2ビエンホア工業団地で樹脂・エレクトロニクス事業における車載向け樹脂成形品および樹脂成型品と電子部品を組み合わせた複合ユニット製品の製造を行っている。
同社は、日系自動車メーカーが数多く進出するASEAN地域における複合ユニット製品の本格生産と樹脂成型品の新規大型案件に対応すべく、工場を増築し、生産能力を増強することとした。
今回の増築では、生産能力の増強を目的として、敷地面積を従来の8971m2から1万3023m2へ、延べ床面積を従来の4384m2から約2倍の9775m2へと拡大し、成形、組立および検査エリアを新たに設置した。投資総額は3億6000万円。
今後は、6月に連結子会社化したFujitsu Computer Products of Vietnam(FCV)が製造する電子部品とADMS社が製造する樹脂成形品を組み合わせた複合ユニット製品の組立ラインを増築部の2 階で本稼働し、業容拡大を図っていく。