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イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は26日、北中部地方トゥアティエン・フエ省との間で、「トゥアティエン・フエ省におけるショッピングモール開発に関する投資及び事業推進に関する包括的覚書」を締結した。
ベトナム北中部に位置する同省は、3世紀にわたり3つの王朝の首都が置かれ、特にベトナム最後の王朝である阮王朝(グエン朝:1802~1945)が隆盛した歴史ある都市。近年は、観光をはじめ、ITやハイテクなど外資企業の誘致も進めるなど、今後も経済発展が期待できるエリア。
イオンモールは、ベトナム第3経済圏である中部エリアを、現在展開する南部エリア(ホーチミン市、東南部地方ビンズオン省)、北部エリア(ハノイ市、紅河デルタ地方ハイフォン市)に次ぐ重点エリアと位置付けている。更なる事業拡大を目指し、同プロジェクトを加速化させることにより、20モール体制構築に向けた事業基盤の確立を目指していく。
包括的覚書の概要
+トゥアティエン・フエ省とイオンモールは、同省でのショッピングモール開発に向けた相互協力を強化し、大規模プロジェクトへの投資を通じ、日本の質の高いサービスと商品により、地域の皆さまの生活向上に貢献する。
+トゥアティエン・フエ省は、今後のショッピングモール開発に向けた関連行政手続き、許認可手続きについて、イオンモールを全面サポートする。また、施設開発の促進のため、調査検討に必要な情報提供を行う。
+地域資源の開発のため、地元サプライヤーを支援し、商品の品質と価値を向上させ、トゥアティエン・フエ省の優れた製品の日本への輸出に貢献する。また、地域の労働力を優先的に活用する。