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- アマタシティ・ハロンで新工場第1期竣工
- センサ一貫生産、環境対応車の需要に対応
- 7月生産開始予定、第2期と第3期も着手へ
精密機器メーカーの多摩川精機株式会社(長野県飯田市)のグループ会社で、ベトナムを拠点とする多摩川ベトナム(TAMAGAWA VIETNAM=TVC)は3月21日、東北部地方クアンニン省のアマタシティ・ハロン工業団地で新工場の開所式を執り行った。
TVCでは、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の駆動モータなどの回転角度を検出するセンサ「Singlsyn(シングルシン)」をプレスから組立まで一貫で生産し、環境対応車の需要拡大に対応する。
今回竣工したのは第1期工事で、生産開始は7月を予定している。順次、第2期・第3期計画に着手し、将来的には計3棟の工場体制を見込んでいる。第1期の敷地面積は約2ha、延床面積は1.2haとなっている。