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外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は4日に開かれた記者会見で、中国がベトナムとの国境から約20kmの広西チワン族自治区崇左市寧明県で地対空ミサイル基地を建設中との報道があったことについて、現在その情報について確認中と述べた。
日本と英国の両政府が3日に東シナ海と南シナ海の現状について深刻な懸念を表明し、一方的な現状変更に反対する共同声明を出したことや、英国が年内に空母「クイーン・エリザベス」のインド太平洋地域への展開を予定していることについて、ハン報道官は、域内の平和と安定を維持し、航行の自由と安全を確保する行動をベトナムは支持するとともに、国連海洋法条約(UNCLOS)や国際法に適合した海洋に関する法の支配の原則を尊重すると強調した。
中国で海警法が施行されたことについてハン報道官は、海洋に関する法律の公布・施行に当たって各国は国連海洋法条約をはじめとする国際条約や国際法を遵守しなければならないと再度強調した。