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商工省と財政省は5日午後3時、ガソリン、ディーゼル油(軽油)、灯油の販売価格を大幅に引き上げた。中東における軍事衝突の激化に伴う世界的な原油価格の高騰を受けた措置で、特に灯油は1L当たり7000VND(約42円)を超える大幅な値上げとなった。
新単価と値上げ幅は以下の通り。
◇オクタン価95(RON95)のガソリン:1L当たり2万2340VND(約134円) +2189VND(+10.9%)
◇ガソリンRON92のバイオエタノール5%混合ガソリン「E5」:1L当たり2万1449VND(約128円) +1926VND(+9.9%)
◇ディーゼル油(軽油):1L当たり2万3037VND(約138円) +3758VND(+19.5%)
◇灯油:1L当たり2万6601VND(約159円) +7132VND(+36.6%)
◇重油:1kg当たり1万7496VND(約105円) +1807VND(+11.5%)
中東情勢と供給網への影響
世界的な価格高騰の主な要因は、2月28日に発生した米国、イスラエルとイランの軍事衝突だ。これにより、世界の原油輸送の約20%を占めるホルムズ海峡での輸送に遅れが生じており、中東の一部精製所も閉鎖を余儀なくされている。
中東からの供給途絶への懸念が高まり、ブレント原油価格が上昇するなど、世界的なエネルギー市場に大きな影響を与えている。
輸入依存と供給の多様化
ベトナムは依然としてガソリン・石油の純輸入国で、2025年には各種石油製品990万t(約68億USD=約1兆0700億円)、原油1410万t(約77億USD=約1兆2000億円)を輸入するなど、海外供給への依存度が高い。国内の製油所で需要の約80%を満たす能力があるものの、原油自給率は30~35%にとどまっている。
専門家は、特定の地域に依存しないよう輸入市場の多様化を図るとともに、国内製油所の稼働率を最大化し、燃料の効率的な利用や代替燃料への転換を進めることが急務だと強調している。
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