1月19日午前2時ごろ、マレーシアのセランゴール州にあるベトナム人女性社員42人が暮らす社員寮に、ファム・アイン・ズンというベトナム人の男が押し入る事件が起きた。
ズンはマレーシア人の守衛を殺害し、女性らから現金や携帯電話などを取り上げたが、駆けつけた地元警察に寮を包囲されたため、女性らの毛布や衣類を集めて火を放ち、混乱に乗じて逃走しようとしたところを逮捕された。この事件で寮の2階部分は全焼し、恐怖のあまり2階から飛び降りた女性らのうち2人がけがをして病院に搬送された。
ズン容疑者はベトナムスチール社の社員で、マレーシアのエンホンパームオイル社で研修中だった。