ベトナム郵政通信グループ(VNPT)は1月28日、旧正月(テト)の前後は携帯電話の通信量が増大するため、ネットワークがシステムダウンを起こす恐れがあるとして、利用者に協力と注意を呼びかけた。
特にシステムダウンが発生しやすい時期と場所は、テトを数日後に控えた時期の大勢の人が買い物に出かける中心街や大規模スーパー、旧暦元日(2月7日)午前0時前後のイベントが行われる広場や打ち上げ花火の鑑賞スポットなど混雑する場所。
昨年のテト期間中のビナフォンとモビフォンを合わせた総通話時間は7000万分に上り、前年の約3倍に増加した。このためVNPTは利用者に対し、できるだけ固定電話を利用すること、年賀メッセージやおめでとうコールは2月7日午前0時前後を避けること、つながらない場合は十分な時間を置いてから送信し直すことなどの注意を促している。