ホーチミン市警察は6月24日、同市3区のクエフオン・リバティ1ホテル203号室で発見された女性2人の変死体について、2人が自殺したものと断定した。
死亡したのは、ともに東南部ビンズオン省トゥーザウモット町在住のチャン・ティ・ミン・ハンさん(26歳)とファン・カイン・トゥオンさん(27歳)で、2人ともホーチミン市に本店のある銀行のビンズオン支店に勤めており、取引課の副課長と部下の関係だった。ベトナム通信社は、2人が同行の資金を流用して金(きん)の売買に手を出したが失敗、その発覚を恐れて睡眠薬で自殺した可能性が否定できないと報じている。現在、当局により自殺理由について調査が進められている。