ホーチミン市9区にある大型テーマパーク「スオイティエン公園」で7月31日、男性従業員のズンさん(36歳)がワニの飼育池で遺体で発見されたと報道された事件について、ズンさんの遺体を司法解剖した結果、肺に大量の水があったことから死因は水死と確認された。またズンさんの身体には切り傷があったが、原因は特定できていないという。
この事件が起きたのは7月31日午後2時半ごろで、ズンさんはワニの飼育池ではなく淡水魚用人工池の排水調節バルブを点検中だったことが分かっている。ズンさんは準備運動をせずに冷たい水の中に入ったためおぼれてしまったと見られている。約5分後、同僚らが異変に気が付きズンさんを池から引き上げ人工呼吸を試みたが、ズンさんは病院に搬送される途中で亡くなった。