メコンデルタ地方ティエンザン省警察のズオン・ゴック・バン副署長によると、最近同省ミート市を中心とする各地で、特定の人物や企業を狙った作り話がうわさとなって広まっているという。
例えば、「開業医が診察中に強盗に押し入られ、金銭を強奪された」、「交通警察が巡回中、検査したオートバイのシート下スペースから金(きん)の腕時計をつけたままの腕が発見された」、「カイライ郡の肥料販売会社社長が誘拐された」、「国道1A号線沿いの有名レストランの店主が強盗に遭い、金(きん)を奪われたうえに腕を切り落とされた」など。
バン副署長は、これらのうわさが事実ではないことを確認したうえで、こうしたうわさが広まり人々に不安を与えているとして、各地の警察にうわさを打ち消す文書を発行するよう指示したことを明らかにした。