ハノイ市ハイバーチュン区クインロイ地区警察は18日、同地区内のハイバーチュン高校の校庭で生徒のグループ同士による刃物を使った決闘騒ぎがあったことを明らかにした。警察は15日午後2時半ごろ、同高校で刃物を使ったけんかが起きているとの通報を受け現場に急行、ともに同校1年生のファム・ドク・タム(15歳・男)とグエン・スアン・バック(15歳・男)の2人の身柄を拘束し、ナイフ2本を押収した。
バックの供述によると、同校2年生の男子生徒ファム・クアン・アインさんがネット上で級友のトゥイさんという女子生徒のハンドルネームを使用していることにバックが腹を立て、バックとアインさんの間にトラブルが発生、最終的に刃物で決闘するという話になったという。
バックは決闘にタムの加勢を頼み、あらかじめナイフを用意していた。2人はアインさんのグループに会うとすぐにナイフで襲撃したため、アインさんの友人でいずれも同校2年生の男子生徒4人が重傷を負って病院に救急搬送された。