東南部ビンズオン省タンウエン郡タンミー村在住のグエン・バン・ドクさんの家族は今年3月、自宅の庭を耕している最中に土の中から数十発の砲弾を発見した。ドクさんが村人民委員会に事態を報告、砲弾の引き取りを要請すると、同省軍事指揮部が調査に訪れ、全部で52発の砲弾があることを確認して文書を作成した。
しかし、その後砲弾を引き取るとの連絡はまったくなく、8カ月近くも庭に放置されたままの状態になっている。同軍事指揮部のある幹部によると、担当の幹部職員が定年退職した際、未解決の問題が引き継ぎされなかったためだという。