ホーチミン市のタンソンニャット空港税関支局は23日、外国から輸入されたスピーカー24個から合成麻薬の疑いのある大量の錠剤が見つかったと明らかにした。同税関支局が通常のスピーカーより重いことに気が付き、運送業者にすべてのスピーカーの検査を要求、中に巧妙に隠された約84万錠に上る錠剤があったという。
これまでの調べで、これらのスピーカーはホーチミン市4区にある運送業者のシンガポール代理店がベトナムに住む台湾人あてに送ったものであることが分かっている。税関と警察が関係者に事情を聞くなどして捜査している。