1日午後7時ごろ、ハノイ市のザイフォン通りで走行中のバスの運転手が銃撃される事件が発生した。10-10バス会社の運転手ファム・ティエン・ズンさんによると、乗客およそ20人を乗せて市内のチュアボック通りを走行していると、バイクに乗った2人連れの男女に進路を妨害されたという。このバイクはズンさんに何度クラクションを鳴らされても道を譲ろうとせず、両者は激しいののしり合いになった。
その数分後、バスがザイフォン通りのハノイ工科大学前に差し掛かったところで、いったん姿を消していたバイクの男が姿を現わし、バスの窓越しにズンさんに向かって発砲した。銃弾はズンさんの腕に命中し、男はバイクで走り去った。
ズンさんは病院に救急搬送され命に別条はなかった。使用された銃は本物であることが分かっており、警察が男の行方を追っている。