メコンデルタ地方ティエンザン省カイライ郡警察は13日、同郡在住のグエン・ティ・ハイン(38歳・女)を実の娘であるレ・ティ・ゴック・マイちゃん(6歳)に対する傷害容疑で逮捕した。
ハイン容疑者には、11日正午ごろ自宅で魚を調理中に使用していた包丁でマイちゃんの顔や体に傷を付けた疑いが持たれている。マイちゃんが大声で泣いたため、異変に気付いた近所の工事現場の作業員らによって地元の保健所に搬送された。マイちゃんは出血がひどいため、その後郡総合病院に転院した。治療にあたった医師は、最低でも1週間は入院が必要と話している。
マイちゃんを預かって面倒をみてきた親類の女性レ・ティ・ディエップさんによると、ハイン容疑者がマイちゃんと一緒に暮らすようになったのは最近のことで、同容疑者は特に変わった様子を見せることもなかったが、この事件後はわけの分からないことを口走っていたという。このため、同郡警察はハイン容疑者の精神鑑定をすることにしている。