メコンデルタ地方ティエンザン省麻薬犯罪捜査警察と同省ゴーコン町警察は18日、同町在住のグエン・ティ・レ・トゥイ(37歳・女)が生後7カ月の乳児を抱いて隠れみのにしながらヘロインを運搬しているところを現行犯逮捕した。
トゥイ容疑者は逮捕の際50回分のヘロインを所持していたほか、同容疑者の自宅からもヘロインが見つかった。また同日、トゥイ容疑者の実の姉グエン・ティ・レ・トゥー(41歳)も麻薬密売に関わっていたとして逮捕された。
警察によると、トゥイ容疑者は2日に1回の割合でホーチミン市に向かい、女の仲介人から毎回300万~500万ドン(約1万6000~2万7000円)相当のヘロインを買い付けていたという。トゥイ容疑者は持ち帰ったヘロインをトゥー容疑者と共に地元の約20人の麻薬中毒者に売っていた。両容疑者は警察の目をごまかすために、ヘロインを運ぶ際には必ず自分の子どもや親せきの子どもを抱きかかえていた。