保健省食品安全衛生局の調査チームは2月24日、ハノイ市のマテシムタンロン社の立ち入り検査を行い、同社の商品広告に関する規定違反を摘発した。
同社はこれまでにチラシ広告や宣伝用ディスクなどを使って、「若返り、ダイエット、老化防止に効果があり、糖尿病、がん、HIVなどの万病に効果がある」という触れ込みの鉱石の広告を行っていた。
しかし同社は、こうした広告の内容について専門機関のチェックや審査を一切受けておらず、監督機関にも内容を登録しないまま広告を行っていた。また、商品の保管状況にも規定違反があり、パッケージにはベトナム語の表記がなかった。
食品安全衛生局は同社に対し、この商品の広告を直ちに中止するよう命令した。商品の効能については専門機関が調査し、後日結果を公表する。