ホーチミン市オープン大学は3月29日、東南部ドンナイ省ビエンホア市ロンビン地区の公園で学校行事のキャンプに参加していた9人の学生が、誤って使用済み注射針を足に刺したことを明らかにした。
大学側の説明によると、3月28日午前からのキャンプに約2000人の学生が参加し、公園内にテントを張るなどしていたが、1人の男子学生が血の付いている注射針を誤って足に刺してしまったという。この学生はホーチミン市熱帯病院に運ばれ予防注射を受けた。
その後28日午後から29日午前にかけて、8人の学生が同様の事故を起こしてドンナイ病院で予防注射を受けた。大学側は前日の27日に学生グループを同公園に派遣して使用済み注射針の回収を行っていた。付近の住民によると、この公園は麻薬中毒患者のたまり場として有名だという。
<続報>ホーチミン市オープン大学は3月31日、9人の学生のHIV検査の結果が陰性だったことを発表した。