21日午後8時ごろ、ホーチミン市1区ベンタイン市場発12区ヒエップタイン市場行きのザンドン合作社のバスの車内で、男性乗客が乗務員の男に暴行される事件が起きた。
被害に遭ったタン・ミン・ゴックさんによると、バスの中が非常に暑かったため乗務員のチャン・バン・ロンに冷房を付けるよう頼んだが、これを拒否されたため口論になったという。その後、ロンは手近にあった角材でゴックさんの頭部を何度も殴り付け、ゴックさんはシャツが血まみれになるほどの重傷を負った。このバスに同乗していた別の乗客は、ロンが異常な興奮状態にあったため誰も止めに入ることができなかったと話している。このバスの運転手は、近くの病院にバスを止めゴックさんを搬送した。
ザンドン合作社主任委員会は22日、ロンを職務停止処分とし、ゴックさんの治療代を同合作社が負担することを決めた。