ハノイ市タインチー郡バンディエン町では最近、「睡眠薬で眠らされた20歳前後の女性2人が、開腹され内臓を取り出されそうになったが、すんでの所で救出された」といううわさが広がっている。同郡警察は住民が動揺しているとして16日、うわさの元と思われる事件の概要を発表し、落ち着きを取り戻すよう呼びかけた。
警察は、このうわさの元になったのはまったく別の事件と説明している。その事件とは、今月11日に同郡トゥーヒエップ村ドンチュー地区で遊んでいた少女 (11歳)とその友達の少女が、バイクに乗った男に墓地の場所を尋ねられ、そこまで案内すると男の態度がひょう変し脅しの言葉とともに服をめくり上げられ腹部を触られたというもの。しかし付近で犬がほえるのを聞いて男は逃げ去ったという。