公安省麻薬犯罪捜査局がホーチミン市で大規模な麻薬密売組織を摘発していたことが、トゥオイチェー紙の取材で明らかになった。現時点では容疑者らの経歴は明らかにされていないが、4人が逮捕され外国人1人が逃走を続けているという。
17日午後、市内1区の外国人バックパッカーで有名なファムグーラオ通りとデタム通りで張り込んでいた麻薬犯罪捜査局の捜査員が、大量の麻薬を「支店」に運搬中の容疑者2人を現行犯逮捕。また、同じころ、1区コーザン地区でも捜査チームが別の仲間2人を逮捕した。4人の自宅からは約9キログラムの大量の麻薬が押収されたという。
この麻薬密売グループはホーチミン市内に複数の「支店」ネットワークを持っていたとみられている。