ハノイ市ザーラム郡警察は11日、同郡チャウクイ町在住のダン・トゥアン・アイン(43歳・男)を恐喝罪で起訴した。アイン被告は飼い犬をけしかけて下宿人らからトイレ修理代50万ドン(約2600円)を奪ったとされる。
アイン被告の下宿に住む女子大生ガーさんは引っ越しを予定していたが、同被告からトイレの排水管が詰まったのはガーさんと以前まで同じ下宿の別の階に住んでいたイエンさんに責任があるとして修理代を要求された。ガーさんはイエンさんに連絡、イエンさんは友人とともにアイン被告の下宿を訪れた。
アイン被告はトイレ修理代として100万ドン(約5100円)を要求したが、イエンさんはこれを拒否して友人とともにその場から立ち去ろうとした。すると同被告は「帰るのなら犬に襲わせるぞ」と言って飼い犬の大型犬を連れて来た。同被告は犬の鎖を手につかんでいたが、犬は突然イエンさんの友人に飛びかかり6カ所かんで負傷させた。3人は恐れのあまり、アイン被告に手持ちの50万ドンを渡したという。