中部ダナン市で10日午後、同市内のファンチャウチン高校1年生チュオン・カイン・グエン君が同学年の別のクラスの男子生徒に刃物で刺されるという事件が起きた。この事件については地元警察が捜査を開始したが、グエン君のけがが比較的軽く、両生徒の家族から和解の希望が出されたため、処分は高校側に一任されることとなった。
同高校のレー・フー・キー校長は、今回の事件の原因は悪ふざけが過ぎた結果であり、両生徒が刃物を持ち出していることからそれぞれに非があるとの見解を示した。両生徒に対する具体的な処分についてはグエン君の回復を待って決定されることになっているが、警告や停学の措置が取られる見込み。
ダナン市ではこの1カ月間に高校生が関与する暴力事件が4件起きており、うち2人が死亡している。