ホーチミン市ビンチャイン郡警察は9日、同市1区デタム通りに拠点を置く麻薬加工現場に踏み込み、リー・フイ・カイン(34歳・男)とその妻ハー・ティ・トゥエン(39歳)の2人を逮捕するとともに、大量の錠剤型合成麻薬とその粉末やマリファナ、加工道具などを押収した。
ビンチャイン郡警察は前日の8日午後、同市8区アウズオンラン通りのホテルを立ち入り検査した際、合成麻薬を使用していた6人を発見・逮捕、彼らの供述から麻薬を加工・販売している拠点を突き止めた。
カイン容疑者は警察の調べに対し、別の複数の供給元から合成麻薬やマリファナなどを入手し、いったん粉末にし加工してから錠剤にして売りさばいていたと供述している。